東京市場（10/14）　午後からの二段安が個別を直撃

東京市場（10/14）　午後からの二段安が個別を直撃
投稿日 2025年10月14日 18:00:26 （投資）

本日の日経平均は続落。先週末の公明党による「高市・日本経済潰し」への加担、連休中のＮＹ株の乱高下を重石に寄り付き早々に47,328円（－760）まで下落すると、ＮＹ株先物の騰勢や売り方の買い戻しが支えとなって47,800円台を回復。

しかし、米中貿易関係の更なる悪化懸念でＮＹ株先物が売りに転じると、先物に大口売りが散発。現実味を帯びつつある旧民主党勢力への政権交代による日本経済への甚大なダメージを懸念した欧米系マネーの先物売り加速なども逆風に、14時台に46,544円（－1544）まで軟化。引けにかけての戻りも限定的に。

東証主力株は先物需給に呼応しやすい値がさ・ハイテク株を中心に概ね軟調。

中小型株は　4446　Ｌｉｎｋ－Ｕ、6289　技研製作所、6432　竹内製作所、6330　東洋エンジ、3656　Ｋｌａｂ、8912　エリアクエスト、5724　アサカ理研、5729　日本精鉱、5952　アマテイ、3536　アクサス、7608　ＳＫジャパン、3905　データセクション、6177　AppBank、7794　ＥＤＰなどに短期資金が流入。全般的には寄りからの日経安には買いで反応しながらも、昼頃からの日経二段安に際しては幅広い銘柄に売りが拡散。

日経平均　46,847円　－1,241、Topix　3,133　－63

日経先物　46,790円、為替　151.82円/ドル

ＮＹダウ先物　46,108ドル　－190

□　テクニカル：日経平均は10日線付近までの下落により上昇トレンド継続の“正念場”が到来。（１）46,000円台半ばから20日線が控える46,000円付近までの下押しによる底打ち完了 → リバウンド基調入り、（２）46,000円を明確に割り込んだ下落トレンド入り → 直近の日経先物安値45,200円の攻防…の２パターンを念頭に。

【ウォッチ銘柄】

△▼　4745　東京個別指導

8月中間期経常益は前年同期比4.5倍に急拡大。5527　プロパテクノ、276A　ククレブ、3083　スターシーズ、135Ａ　ブレインなど好決算銘柄の他、3647　ジー・スリーとともに割り切り対象でケア。

■　国内需給環境：Ａ）抽象的ですが、高市首相誕生の可能性が50％以上残る場合はテクニカル分析（１）による底値固めの後、欧米マネーの日本株への強気スタンス再開 → 今月下旬の日米首脳会談にてトランプ関税の緩和を引き出せるようなら最高値更新・50,000円トライが視野に。

Ｂ）旧民主党系政権の樹立の可能性が高まるようなら、日本政治経済の衰退を懸念した欧米マネーの日本株見切り売り加速 → 先週高値の48,580円を天井とした調整トレンドの長期化に警戒。

～（略）～

本日午後からの日経二段安により、テクニカル悪化銘柄が急増。東証主力株であっても、寄り付き後堅調に推移した古河電工（5801）が最終的に高値から8％強下落した他、三井金属（5706）やレーザーテック（6902）もザラ場高値から7％前後急反落したように、全方位的に連鎖的投げ売りムードに注意したいところ。※　弱テクニカル銘柄は具体的な対応策で金縛り（塩漬け化）を回避。

本日寄りからの下げ渋り局面をセオリー通りの「逆襲＋アルファ狙いの一歩目は弱テクニカル銘柄の売却」で対応していただいたら、明日も★☆新Ｓラボ銘柄の突っ込み買い狙いを軸に、☆ 4000番台、○ 7000番台などのサポートを重視。日経平均の底打ちサインを確認しながら積極度を上げていく方針で！

　　　（会員サークルより　>>Ｓラボ参加案内）　　

では　本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非！☆