■　ＮＹ株展望 8/25－29：買い優勢 ± ２大イベント！

■　ＮＹ株展望 8/25－29：買い優勢 ± ２大イベント！
投稿日 2025年8月23日 07:00:15 （投資）

おはようございます。

昨日のＮＹ株式市場は急反発にて最高値を更新。ジャクソンホール会合でのパウエルＦＲＢ議長による「利下げを慎重に進める」発言を受けて債券買い（金利は低下）株式買いが進展。昼頃に45,757ドル（＋972）まで上昇すると、引けにかけても買い優勢で推移。ダウ構成銘柄は金融・外需系・景気敏感セクターを中心に概ね堅調。

ナスダックもネットフリックスを除く主要銘柄が軒並み買われて急反発。

ＮＹダウ　45,631ドル　＋846

ナスダック　21,496　＋396

S&P500　6,466　＋96

米10年債利回り　4.260％　－0.072

為替　146.90円/ドル

日経先物　42,950円　＋380

□　テクニカル：ＮＹダウは44,000ドル台後半での持ち合いの末、10日線ワンタッチ後の上振れが「新たなる短期上昇トレンド入り」を示唆。下値は節目の45,000ドルから現在44,800ドル台に控える10日線付近が、上値は節目の46,000ドル水準がそれぞれ強めの抵抗帯として意識されます。

米10年債利回り（長期金利）は5月以降の4.2－4.5％圏内のレンジ相場を継続中。

【主な政治経済イベント】
8/26（火）　米8月消費者信頼感指数、
8/27（水）　米決算：エヌビディア
8/28（木）　米4-6月期GDP改定値

8/29（金）　米7月個人消費支出（PCEデフレーター）

■　ＮＹ株展望：買い優勢 ± ２大イベント！

注目のジャクソンホール会合でのパウエル講演での「利下げ示唆」による景況感・テクニカルの良化、世界的金融資本の投機マネー拡充（過剰流動性相場）期待などを追い風とするる堅調地合いが本線。想定レンジは45,200－46,200ドル。

波乱イベントとしては、火曜のエヌビディア決算、週末の7月PCEデフレータ―に注目。

エヌビディアの決算に関しては、直近で複数のアナリストが目標株価を引き上げているように良好な決算 → ＡＩ・半導体セクター全般の底上げ要因化がメインシナリオ。ただし、株価は4月安値から4か月強で2倍以上に上昇しているため、相応の利確バイアスを内包。決算の善し悪しに無関係な利確ラッシュ（の拡散）にも要注意。

PCEデフレータに関しても、マイルドなインフレ動向を示唆 → ＦＲＢの利下げサイクル入り期待の継続 → 株価のサポート要因と化す流れがメインシナリオ。コンセンサスを多少上回る程度のインフレ率の伸びであればＦＲＢの利下げ期待（に伴う買い方優位の形成）は揺るがないとみていますが、利益確定売りの‘建て前’として利用されるシーンには要警戒。

Source: S教授！次はどの株買えばいいですか！？

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