東京市場（12/17）　「需給不安」のタイムリミットも意識しながら！

東京市場（12/17）　「需給不安」のタイムリミットも意識しながら！
投稿日 2025年12月17日 18:00:13 （投資）

本日の日経平均は反発。前日の米11月雇用統計が示した米経済の停滞、年末のポジション整理やＳＱ通過後の先物需給の悪化、週末の日銀会合での利上げ警戒などを重石に、寄り付き早々に49,077円（－305）まで下落。売り一巡後は先物での売り方の買い戻しが下支えとなったものの反騰ムードは盛り上がらず、49,250－49,550円レンジで売り買いが交錯。

東証主力株は自動車・機械・金融を中心に売り優勢。中小型株は　3656　Ｋｌａｂ、6941　山一電機、5721　エスサイエンス、6629　テクノホライゾン、6433　ヒーハイスト、3444　菊池製作所、8995　誠建設、247A　ＡＩロボ、462Ａ　Fundinno、9166　Ｇｅｎｄａ、5240　ＭｏｎｏＡＩ、4395　アクリート、6166　中村超硬などに短期資金が流入。東証グロース指数は連日で8月以降の安値を更新。

日経平均　49,512円　＋128、Topix　3,369　－1

日経先物　49,710円　－780、為替　155.33円/ドル

ＮＹダウ先物　48,152ドル　＋21

日経平均のテクニカルは、反発ながらも50,000円付近に控える5日線まで距離を残しす打たれ弱い形状。下値は12月安値の49,300円付近、11月安値48,500円付近が抵抗帯として意識されます。5日線と10日線が300円強程度しか離れていないため、目先で50,800円水準まで反発 → 複数の買いサイン点灯…も楽観シナリオとしてケア。

【ウォッチ＆Ｓラボ銘柄】

△▼　3670　協立情報通信

26年3月期経常益予想を3.6億円から4.4億円に上方修正。7138　Ｔｒｉｃｏ、8166　タカキュー、264A　Ｓｃｈｏｏ、9213　セイファートなどとともに割り切り対象でケア。

△　5537　Ａｌｂａｌｉｎｋ

昼コメントでのご紹介後、午後だけでＭＡＸ14％の上昇に。462Ａ　Fundinno、、446A　ノースサンド、～（略）～などとともに、「個別需給の不安定さを背景とするディーラー筋の消去法的なＩＰＯ物色」狙いとして継続注視。

★　2036　ＮＮ金ダブルブル　

11/4 ＋ 11/5 ≒ 149,000 → 12/15　179,400円　＋30,400　20％上昇

昨日171,000円台までの調整過程での一部買い直し後、明日も16●,000円付近までの買い直しスタンスを丁寧に。※　全体相場が上向きに転じるまでは、ポートフォリオの3,4割を維持すべく、「悩んだら買いは実践・利確は見送り」もおススメ。

■　後記：お伝えしている3大短期需給悪化要因のうち、（１）年末のポジション整理に関しては外資勢の多くがクリスマス前日（12/24）までに終える傾向があるだけに、近々のボトムアウトが予想されます。当観点から（２）メジャーＳＱ通過後の需給悪化も目先数日がヤマ場。

（３）米ハイテク株主導の地合い悪化に関しては油断は禁物ですが、☆★Ｓラボ銘柄にてあえて半導体セクターを除外している経緯や好テクニカルを維持しているＴＯＰＩＸを踏まえれば、目先の地合い悪化局面も投げ売りは最小限にとどめ、お気持ちと余力の許す範囲で買い向かいたいところ。

明日もリバウンド局面では含み損の大きい銘柄を中心とするポジション縮小で対応。ただし、上記観点から地合い良化が迫っていると判断されるため、テクニカル良化が顕著な銘柄は（ストレス玉からの乗り換えによる）買い増しの是非も検討するのがおススメ。

　　　　　（会員サークルより　>>Ｓラボ参加案内）　　

では　本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非！☆