★　本日の戦略：続・逆張りで体勢の建て直し！

★　本日の戦略：続・逆張りで体勢の建て直し！
投稿日 2025年12月17日 06:30:20 （投資）

おはようございます。

昨日のＮＹ株式市場は続落。寄り前発表の米11月雇用統計は、非農業部門就業者の雇用者増加数（前月比6.4万人）が市場予想の4～5万人を上回った一方、10月が10.5万人の減少に。失業率4.6％も市場予想の4.4～4.5%を超えたため、総じて「米景気の停滞」を示唆する内容に。

金融や景気敏感セクターを中心に売り優勢で寄り付くと、13時台に47,946ドル（－470）まで下落。引けにかけては直近軟勢を強めていたハイテク株に見直し買いが入って下げ幅を縮小。

ナスダックは小幅に反発。直近の下げを主導してきたオラクル、ブロードコムが買われた他、エヌビディア、テスラが指数高を牽引。テクニカルは「下落トレンド過程のアヤ戻し」優位の形状。

ＮＹダウ　48,114ドル　－302

ナスダック　23,111　＋54

S&P500　6,800　－16

米10年債利回り　4.157％　－0.025

為替　154.73円/ドル

日経先物　49,650円　＋190

□　本日の展望：リバウンド優位も上値重く

直近2日で1,400円強の下落に対するリバウンド優位の展開が本線。想定レンジは49,300－49,800円。明日の米11月消費者物価（CPI）、週末の日銀金融政策決定会合を前に実需筋の積極的な安値買いは見送られる可能性が高いため、引き続き先物主導のブレ（49,000円の攻防、50,000円台回復）も念頭に。

★　本日の戦略：続・逆張りで体勢の建て直し！

米雇用統計もＦＲＢの利下げ継続をサポート。フェドウォッチの3月ＦＯＭＣでの0.25％利下げ予想は前週の33.8％から44.5％に上昇中のため、大局強気スタンスの継続が正攻法となる一方、短期的には需給要因（年末需給、ＳＱ通過後の先物需給、ハイテク株需給）の軟勢に備えたいところ。

よって、直近の（突っ込み買い・戻り売りの）逆張りによる体勢の建て直しスタンスを継続すべく、売却予定銘柄のポジション縮小を優先。その上で、継続予定銘柄の買い増しによる買値引き下げ、テクニカル良化局面での買い増しによる“逆襲の布石”を丁寧に。

★☆Ｓラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。多方面で正念場が続いていますが、現況での投げ売りは必要最小限にとどめながら潮目の変化を待って踏み込みを強化するイメージで臨んでください。

【ウォッチ銘柄】

△▼　7211　三菱自動車、5714　ＤＯＷＡ、5711　住友鉱山
証券各社が投資判断を上方修正。潜在的株価サポート要因としてケア。ＩＲ絡みでは　昨夕触れたＥＲＩ（6083）、マクセル（6810　マクセル、デルタフライ（4598）の他、9235　売れるネット、6521　オキサイドを割り切り対象で軽めに注目。

では　本日もよろしくお願いします。

★　金ダブルブル　ＮＹ金は騰勢を維持

Source: S教授！次はどの株買えばいいですか！？

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