★　本日の戦略：日米同時株安トレンドへの備えを優先

★　本日の戦略：日米同時株安トレンドへの備えを優先
投稿日 2025年2月21日 06:30:43 （投資）

おはようございます。

昨日のＮＹ株式市場は大幅続落。前日のＳＰ500の最高値更新による利確バイアスの高まり、トランプ政権の関税強化による景気圧迫懸念、コンセンサスを下回ったウォルマートの決算などを重石に売りが先行。13時台に43,950ドル（－677）まで下落すると引けにかけての戻りも限定的に。

日経先物はＮＹ株安に加えて、米長期金利の軟化に伴い150円を割り込んだドル円を嫌気。39,380円まで下値を切り下げた後に39,500円台で夜間取引を終了。

ＮＹダウ　44,176ドル　－450

ナスダック　19,962　－93

米10年債利回り　4.504％　－0.034

為替　149.67円/ドル

日経先物　38,550円　－160

□　本日の展望：売り方優位 ± ドル円

テクニカルと市場マインドの悪化、連休前のポジション整理需要などが逆風となる軟調地合いをベースにドル円動向を加減した推移へ。昨日同様に先物での仕掛け売りが入るようなら38,200円水準まで下振れるシーンも念頭に、

★　本日の戦略：日米同時株安トレンドへの備えを優先

便宜上、トランプ政策への警戒感、ドル円の軟化を日経（先物）安の主要因としていますが、トランプ政策はセンセーショナルな反面、サプライズ性は乏しく、ドル円安の根拠も不明。よって、現在の株安はファンダメンタルズ（理屈）要因ではなく、日米マーケットにおける需給要因に起因する…と捉えるのがスマート。

需給要因による乱高下を希望や値頃感で対応するのはハイリスクだけに、本日中は「来週中に37,000円台前半まで下落する可能性がある」ビジョンを持って、ストレス玉の大胆な売却と手仕舞い条件の徹底によるリスク管理を優先してください。

攻撃面では好テクニカル銘柄、（個人投資家さんの動向にい振り回されやすい薄商い銘柄ではなく）流動性高め銘柄からターゲットと条件を絞った取り組みを継続。

※　本日中の買いそびれは許容、売りそびれは回避。

★☆Ｓラボ銘柄戦略：昨日寄りからの複数銘柄の見切り売り・余力拡大策により地合い悪化のダメージ直撃を回避。相対的なアドバンテージは大きいものの油断は禁物なため、本日は☆ 昨日からの3000番台、★ 8000番台の対応に注力しながら、多めの余力残しにて全体需給の底打ち ≒ 市場心理の狼狽待ち、連休明けからの再攻勢に備えてください！

来週も買われる銘柄と放置される銘柄の“物色の二極化”が必至とみているだけに、「売りそびれた」とお感じの弱テクニカル中小型株については強引な買い下がりは避け、株価を選びすぎずに一部売却 → 連休明けに株数の増減を計る構えがおススメ。

『攻めも守りも周囲の半歩先を！』

　　　　（会員サークルより　>>Ｓラボ参加案内）

では　本日もよろしくお願いします！☆