東京市場（11/15）　連日の安値引け

東京市場（11/15）　連日の安値引け
投稿日 2024年11月15日 17:00:26 （投資）

本日の日経平均は反発。前日までの3日で約1,000円安によるリバウンド需要、オランダの半導体製造装置大手ＡＳＭＬの中期経営目標を好感した半導体セクターの騰勢などを背景に9時台に39,101円（＋565）まで上昇。買い一巡後はテクニカル要因（5日・10日線付近での戻り売り）や週末のポジション整理が足かせとなってじりじりと上値を切り下げると、引け際の先物への仕掛け売りにより一日の安値で取引を終了。

日経平均　38,642円　＋107、Ｔｏｐｉｘ　2,711　＋10

日経先物　38,680円、為替　156.26円/ドル

ＮＹダウ先物　43,741ドル　－160

■　後記：今週の展望（11/10）にて「38,800－39,800円レンジの方向感が乏しい展開」を予想した今週の日経平均は、先週のトランプ買いの余韻により火曜に39,800円台まで上昇したものの、週末にかけてはトランプ売りへの‘相場の変質’がネックとなり、38,600円台で取引を終了。

来週は米エヌビディアの決算に絡めたハイテク株の浮沈が相場のカギとなりそうですが、テクニカルと市場マインドの軟化基調を踏まえれば、売買戦略に関しては（昨日からお伝えしている）38,000円の攻防を前提とした守備固めを重視したいところ。

個別に関しては、流動性高めの好トレンド銘柄狙いの中核とした西日本ＦＨ（7189）、名村造船（7014）、★ 東洋証券（8614）が飛躍。短期筋の低位株シフトに着目したＲｅｖｏｌｕｔｉｏｎ（8894）は2日で13％の上昇に。

来週は決算シーズン明けによる好業績・割り安銘柄が素直に買われる“物色の正常化”に期待していますが、低位株に変わる“トリッキーな個別物色”の進展にも要注意。

個別銘柄の分析に重心を置いたボトムアップ戦略では後手に回る可能性が高いだけに、世界的な需給環境の確認 → 日本株に対する強弱感（余力）の調整 → ディーラー目線に合わせた銘柄選別 →ポジション全体を見据えた個々の売買戦略の策定…の順に考察を深めるトップダウン戦略にて、堂々とマーケットに対峙していってください。

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来週のＮＹ展望は明日、日本株展望は日曜にアップする予定です。その他、気になるニュース、銘柄などはＸ（＠t_soeta）に投稿する予定ですので、お時間がありましたらご覧ください。

では　今週もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非！☆

　　

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