東京市場（1/7）　日経先物のマネーゲーム化

東京市場（1/7）　日経先物のマネーゲーム化
投稿日 2025年1月7日 18:00:50 （投資）

本日の日経平均は暴騰。直近2日で1000円近い下落による売り方の買戻し需要の高まりに加えて、前日の米ハイテク株高を好感して買いが先行。10時ごろからは日本時間の午後に予定されていた世界最大のテクノロジー見本市「CES」におけるエヌビディアCEOの講演内容に対する期待感を“建て前”とした仕掛け買いがさく裂し、11時過ぎに40,288円（＋981）まで上昇。

その講演は（１）ゲーム向けの画像処理半導体（GPU）の新製品、（２）ロボット向けＡＩ基盤技術の無償提供、（３）トヨタへの自動運転向けＡＩ製品の提供などポジティブな内容が並んだものの、良識的な利確売りが重石となり、午後は40,100円を挟んで持ち合う展開に。

なお、東京タイムのナスダック先物は前日比小幅に下落、エヌビディア株も前日終値水準の持ち合いに終始。。。

東証主力株は（景気浮揚感ではなく、リバウンドと先物での仕掛け買いが日経高の背景だったため）買い優勢ながらも指数高が示すほどの高揚感の高まりは見受けられず。

中小型株は　ウォッチ銘柄で取り上げてきた　6324　ハーモニック、219A　ＨｅａｒｔＳｅｅｄ、4935　リベルタ、6871　マイクロニクスなどの他、3853　アステリア、4369　トリケミカル、1518　三井松島、9793　ダイセキ、6707　サンケン電気、3680　ホットリンク、6522　アスタリスク、6597　ＨＰＣ、8894　Ｒｅｖｏｌｕｔｉｏｎ、6228　ＪＥＴ、3858　ユビキタスなどに短期資金が流入。

日経平均　40,083円　＋776、Topix　2,786　＋30

日経先物　40,000円、為替　157.70円/ドル

ＮＹダウ先物　42,959ドル　－23

□　テクニカル：寄り前に焦点としていた終値5日線超えを楽々と達成し、昨日安値39,232円かつ10日線水準での短期底打ちムードを高める格好。上値は40,500－41,000円レンジが抵抗帯として意識されます。

【ウォッチ＆Ｓラボ銘柄】

△▼　4591　リボミック

三菱商事ライフサイエンスと共同特許出願。株主優待制度拡充のエルテス（3967）とともに割り切り対象でケア。

☆　4419　Ｆｉｎａｔｅｘｔ　

12/17 ＋ 12/20 ≒ 1,001円　→　1/6　1,136円　＋135　13.3％上昇

会員サークルでは利確 → 現状の★☆新規買い対象３銘柄への乗り換えをご提案済み。5日線に抵抗感を示して切り返すようならワンチャンス狙いの買戻しも妙手。

★　3700番台Ｓラボ主力銘柄

12/25　4,310円　→　1/7　4,725円　＋415　9.6％上昇

会員サークルでは、12月後半のＫｕｂｅｌｌ（4448）、名村造船（7014）の利確を進めながら、Ｂタイプ狙いで着手。こちらでも「Ａタイプ寄り」とお伝えしてきたように、流動性の高さから日経高シフトも兼用。昨日の日経暴落はしっかりと、本日の日経急騰は一段高で反応。

既に約10％高を果たしていますが、地合い柄、〇タイミー（215Ａ）同様に押し目買い直しによる利悪拡張を計る予定です。

銘柄は間もなくこちらで公開！☆
　　　　　　

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■　後記：年初からの下落トレンド入りは回避された可能性が高い反面、本日の日経急騰裏で225銘柄の3割強が前日比マイナス引けにとどまった経緯、来週にかけての米重要マクロ指標（雇用統計やＣＰＩなど）、20日迫ったトランプ大統領の就任式（に伴う政治リスク）を踏まえれば、東証主力株への本格投資は「運任せ」要素が強いと判断。

よって、更なる地合い良化は、Ａ寄りのＢタイプとしている ★ 3700番台をはじめ、★ 本日からの新銘柄、☆ 昨日からの新銘柄など流動性高めの東証準主力・中小型株をポジションの中核に据えた押し目買い・上昇時の売りすぎ注意スタンスで対応していきたいところ。

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