東京市場（10/21）　テクニカルはじわじわ悪化中

東京市場（10/21）　テクニカルはじわじわ悪化中
投稿日 2024年10月21日 17:30:31 （投資）

本日の日経平均小幅反落。先週末ＮＹタイムの日経先物は39,100円台まで上昇していたものの、東京時間に入ってからのドル円の軟勢、外資勢による衆議院選での第二次石破ショック（立憲ショック）への警戒感などが足かせとなり、寄り付き早々に38,775円（－206）まで下落。引けにかけては決めて不足の中、39,000円付近で持ち合う展開に。

東証主力株は売り優勢。指数寄与度の高い東京エレク（8035）、アドバンテスト（6857）、ソフトバンク（9984）などが指数を下支え。

日経平均　38,954円　－27、Ｔｏｐｉｘ　2,679　－9

日経先物　39,020円、為替　149.42円/ドル

ＮＹダウ先物　43,527ドル　＋9

日経平均のテクニカルは、直近レンジ内での推移により特段の方向感は生じず。ただし、5日・10日線のデッドクロスが強めの短期売りサインに加わった事には要注意。ドル円も5日線が右肩下がりに転じているため、下値調整 → 日経平均の足枷となるシーンに警戒しておきたいところ。

中小型株は　262Ａ　インターメスティック、9229　サンウェルズ、3993　パークシャ、6323　ローツェ、6266　タツモ、2936　ベースフード、4170　Ｋａｉｚｅｎ、5574　Ａｂｅｊａ、190Ａ　Ｃｈｏｒｄｉａ、3350　メタプラネット、3639　ボルテージ、7357　ジオコードなどに短期資金が流入。

【ウォッチ＆Ｓラボ銘柄】

△▼　4882　ペルセウス

ＵＢＥ（4208）と抗体薬物複合体（ADC）に関する共同研究契約を締結。割り切り対象でケア。

★　7272　ヤマハ発動機
明日からは買い増し条件を1,3●0円に引き上げ、仕込みう不十分な中での上値追いに対応。新規買い対象からは外しましたが、先週末に利確を挟んだ● ＤｅＮＡ（2432）も買いそびれに注意しつつ・・・！

■　後記：現況での日本株は（１）衆議院選での立憲ショック、（２）日経平均のテクニカル悪化の2パターンの下押しリスクを内包。（１）に関しては週末時点での2,3割の余力維持 → 来週序盤の突っ込み買い狙いでの対応が可能となる一方、（２）に際しては今週の展望で触れた38,000円の攻防の他、個別全般の投げ売り連鎖リスクの高まり…が警戒されます。

よって、明日も日経38,700円付近までは好トレンド銘柄の押し目買いを中心視、39,000円台半ばまで吹く場面では良識的な利確売りをこなしつつ、（Ａ）個々のテクニカルに応じた手仕舞い条件の徹底、（Ｂ）日経38,500円割れに際しては「悩んだら買いは様子見・手仕舞いは実践」によるディフェンス強化も意識しながら臨みたいところ。

　　（会員サークルより　>>Ｓラボ参加案内）

では　本日もお疲れさまでした。

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