★　本日の戦略：「明確な不透明感」に立ち向かわず！

★　本日の戦略：「明確な不透明感」に立ち向かわず！
投稿日 2024年5月2日 06:44:54 （投資）

おはようございます。

昨日のＮＹ株式市場は反発。注目のＦＯＭＣではコンセンサス通りインフレ継続への懸念を示し、政策金利の現状維持 ≒ 利下げ見送りを決定。リスクイベントの通過に加えて、米国債の保有額を圧縮する量的引き締め（ＱＴ）ペースの鈍化、パウエルＦＲＢ議長の追加利上げに否定的なコメントなどを背景に「長期金利の低下、株価の上昇」が進展。15時ごろには38,349ドル（＋533）まで上昇。しかし、買い一巡後は利下げ先送りへの警戒感が重石となって急失速。ＮＹダウのテクニカルは、前日の大陰線に続く長い上ヒゲが「3月後半からの調整トレンド継続」を示唆。

朝方発表された経済指標は、4月ＡＤＰ雇用報告における非農業部門雇用者の増加数が市場予想の18.3万人を上回る19.2万人となり賃金インフレ懸念を若干高めた一方、3月雇用動態調査（JPLTS）求人件数が市場予想の868.6万件を下回る848.8万件にとどまった他、4月ＩＳＭ製造業景気指数の低下がインフレ懸念を沈静化させるマチマチの内容に。

ＮＹダウ　37,903ドル　＋87

ナスダック　15,605　－52

米10年債利回り　4.632％　－0.052

為替　154.46円/ドル

日経先物　37,840円　－370

□　本日の展望：売り優勢 ± ドル円・先物需給

ドル円は日銀の円買い介入とみられる円高主導で、ＮＹ終了時点の157円台半ばから5：30ごろには153円付近まで暴落。日経先物も呼応する格好で今朝5時頃の38,000円水準から、一時37,700円台まで下落する不安定な流れ。

本日の日経平均は売り先行で寄り付いた後、引けにかけても連休前のポジション整理需要を重石としつつ、ドル円・日経先物動向に振り回される荒い値動きが予想されます。想定レンジは37,600－38,200円。

★　本日の戦略：「明確な不透明感」に立ち向かわず！

本日前場の為替・日経の動向さえ読みにくい状況ですが、裏を返せば「明確に不透明」な環境だけに売買戦略としてはシンプルに対応するだけのこと。ストレス玉と決算目前銘柄の縮小、手仕舞い条件の徹底により３割＋アルファまで余力を高めつつ、日経レバ（1570）を中心とするターゲットを絞った突っ込み買い狙いで対応してください。

※　「悩んだら買いは様子見・手仕舞いは実践」 → 連休明けからの再始動による‘早期逆襲狙い’に意識を変えてください！

●　1570　日経レバ：火曜28,000円付近までの上昇過程で一部売却 → 昨日27,300円付近で一部買い直しの後、本日の下押しも慌てずに27,000円割れにて買い直す方針がおススメ。

★　7180　九州ＦＧ：こちらも地合いなりの売り物をコツコツと。

『細かいステップで思考停止を回避！』

では　本日もよろしくお願いします！☆
　　　