★　本日の戦略：「暴落直後のセオリー」を淡々と！

★　本日の戦略：「暴落直後のセオリー」を淡々と！
投稿日 2024年11月5日 07:00:44 （投資）

おはようございます。

週明けのＮＹ株式市場は反落。大統領選・ＦＯＭＣの結果待ちによる積極的な売り買いが見送られる中、債券買い（金利は低下）株式売りのリスク回避トレードが進展。ＮＹダウはテクニカル不安（右肩下がりの10日線に上値抵抗感を示した先週末の上ヒゲ）も重石となって昼に41,647ドル（－404）まで下落。引けにかけては41,800ドルを挟んで持ち合う展開に。ナスダックも10月末の急落が尾を引いて反落。

ＮＹダウ　41,794ドル　－257

ナスダック　18,179　－59

米10年債利回り　4.301％　－0.096

為替　152.14円/ドル

シカゴ日経225　38,430円

シカゴ日経225先物は、日経先物の先週末東京時間終値38,120円に対して、300円強高い38,400円台で取引を終了。

□　本日の展望：リバウンド優位も不安残し

連休前の暴落（前日比－1027円）の反動による堅調地合いをベースとしながら、日銀会合後に軟勢を強めているドル円、米リスクイベントに絡めた先物での外資系動向を加減した推移へ。想定レンジは38,200－38,650円。

※　従来の15：00までだった東京市場の終了時間は、今日からは15：30となります。また、複数の企業が決算発表時間を変更していますので、持ち株の決算タイミングの確認も抜かりなく。

★　本日の戦略：「暴落直後のセオリー」を淡々と！

10月半ば以降のリスク回避ムードを踏まえれば、米大統領選・ＦＯＭＣ後は「イベント通過による買い安心感」を背景とした堅調地合いが本線。ただし、日米株価指数のテクニカル不安、決算シーズン中の個別株の売買難易度の高まりを考慮すれば強引な勝負は割に合わない環境です。

よって、先週中に確保していただいた１～３割の余力は極力維持しつつ、本日前場のリバウンド局面は（暴落直後のリバウンドは戻り売りのセオリー通り）ストレス玉・決算目前銘柄のポジション縮小によるリスク管理を優先しつつ、流動性高めの好トレンド銘柄の押し目買いによる“逆襲への布石”を丁寧に。

【ウォッチ銘柄】

△▼　7296　エフ・シー・シー

9月中間期純利益は従来予想の60億円を上回る77億円で着地。4310　ドリームインキュベータ、6368　オルガノ、2349　エヌアイデイ、4538　扶桑薬品、9130　共栄タンカー、4319　ＴＡＣ、2440　ぐるなびなどとともに割り切り対象でケア。

△　6455　モリタ、79●●

割り切り即転狙いシリーズ。先週木曜の好決算を転機とするトレンド陽転 ≒ スイング狙いでもケア。※　同シリーズは、先週火曜のＳＰＥＥＥ（4499）、水曜のフォーサイド（2330）、週末にデルタフライ（4598）が急騰。前週からのフルッタフルッタ（2586）、ＡＩフュージョン（254Ａ）も騰勢を維持。

△　1570　日経レバ
上記観点から、本日の反発は軽め利確 → ストレス玉の損切り対応がおススメ。

　　（会員サークルより　>>Ｓラボ参加案内）

では　本日もよろしくお願いします！☆
　　　
　

□　ご連絡：ＮＹ市場の冬時間（23:30～翌6:00）入りに伴い、6：30を中心としていたこちらの更新メドは7：00頃となります。ご了承ください。

☆★Ｓラボ銘柄戦略：先週の「リバウンド後の下押し」は予想外の展開だったものの、10月下旬の日経急落局面での“勝負どころ”対応が大枠で機能。今週の日経平均・東証主力株は米リスクイベントなりの上下、中小型株は好決算銘柄の局所物色が予想されますが、その先を見据えれば「本気買いのタイミングと対象銘柄」が焦点に。

☆　7014　名村造船　

10/24　1,588円　→　10/30　1,683円　＋95　5.9％上昇

流動性高めの好トレンド銘柄から、中東情勢に絡めて潜在的な需給環境が良化中とお伝えしている海運・造船関連に派生。11/12発表予定の決算に関しては、経常益が前年同期比84％増となった１Q（4－6月期）の趨勢を引き継ぐ好内容を想定。決算前にマイルドな上昇トレンド形成に至る場合には★主力対応も視野に。

先週木曜1,680円付近での３割程度の利確 → 1,560円付近までの調整過程での買い直し完了後、今週も現値水準は腰を据えて臨む予定です。