■　午後の戦略：短期下押しへの備え、買い条件内の押しは毅然と！

■　午後の戦略：短期下押しへの備え、買い条件内の押しは毅然と！
投稿日 2024年10月17日 11:30:45 （投資）

前場の日経平均は続落。前日のNＹ株高を好感して買い優勢で寄り付くと、ＴＳＭＣの決算への警戒感が重石となり節目の39,000円を挟んだ持ち合いに移行。東証主力株は、指数寄与度の高い半導体が売られた以外は買い優勢。

中小型株は　3793　ドリコム、3803　イメージ情報、3765　ガンホー、6890　フェローテック、2156　セーラー広告、3686　DLE、9264　ポエック、9439　ＭＨ、1434　Ｊｅｓｃｏなどに短期資金が流入。

□　午後の展望：ＴＳＭＣ決算待ち、仕掛け売りに要注意

39,000円を挟んだ持ち合い後、14:40ごろに予定されているＴＳＭＣの決算を受けた上下に波乱含みの展開へ。前場が想定以上に軟調に推移した経緯から、決算後の先物での仕掛け売りによる38,000円台半ばまでの下押しをリスクシナリオとしてケア。

■　午後の戦略：短期下押しへの備え、買い条件内の押しは毅然と！

ＴＳＭＣの決算に対するマーケットの評価は今晩のＮＹ動向を確認する必要があるため、リスク許容度に応じた1－3割の余力確保を優先しつつ、事前に設定した売買条件を丁寧に遂行してください。

※　10月前半の日経高局面に際して主力ハイテク株を除いた個別全般の感応度が低かったように、仮に日経平均が軟勢を強める場合も個別全般への悪影響が限定的になる見ていますが、弱テクニカル銘柄は更に買われにくくなるため、手仕舞い条件の徹底も抜かりなく。

★　本日からの新主力銘柄：前場は逆行高により買い条件に触れず。日経平均に不透明感が増しているため、本日中は1,●20円割れを待って打診買いを入れる方針で臨んでください。

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【ウォッチ銘柄】

△　9501　東京電力、7711　助川電工
原子力規制委員会による「高浜原発1号機の今後10年間の管理方針を認可」をきっかけに関西電力（9503）をはじめとする大手電力会社がディーリング対象に。打診買い → 騰勢アップで買い増し・騰勢ダウンで手仕舞い…の順張り対象でケア。薄商いでは明星工業（1976）、木村化工機（6378）なども同様。

△　5582　グリッド、2338　クオンタム
GS氏注力中。突き抜けてきましたね。勘助氏のネットプロ（7383）も年初来高値を更新。

△　6723　ルネサス
確実に日経安への耐久性が高まっています。TSMCに絡めて跳ねるようなら追撃も。

では　午後もよろしくお願いします！☆