東京市場（5/7）　テクニカル良化が顕著に！

東京市場（5/7）　テクニカル良化が顕著に！
投稿日 2024年5月7日 17:30:57 （投資）

本日の日経平均は大幅反発。ＮＹ市場にて米4月雇用統計をはじめとするマクロ指標が「過度のインフレ・ＦＲＢの利下げ先送り懸念の緩和」に作用し、米金利安・株高が進展した流れを好感。寄り付き直後に38,863円（＋627）まで上昇すると、引けにかけても利確売りを消化しながら堅調に推移。

もっとも、Ｔｏｐｉｘの上昇率が日経平均から乖離しているように、先物需給の買い傾斜による日経高の側面が強かったため、東証主力株は「買い優勢」に留まる格好。

日経平均　38,835円　＋599、Topix　2,746　＋17

日経先物　38,880円、為替　154.56円/ドル

ＮＹダウ先物　39,005ドル　＋8

日経平均のテクニカルは、先週末のテクニカル良化サイン（低水準でのMＡＣＤ陽転、一陰介在五連陽線）点灯後の上振れ、戻りの勘所である4月高値から3月安値までの下落幅のフィボナッチ戻し（－3,820円 → 0.382戻し ≒ 38,500円台前半）ブレイクなどが「反騰トレンド継続」優位を示唆。

中小型株は　3778　さくらインターネット、3923　ラクス、9552　Ｍ＆Ａ総研、7606　ユナイテッドアローズ、6315　ＴＯＷＡ、3994　マネーフォワード、4194　ビジョナル、2980　ＳＲＥ、3696　セレス、4264　セキュア、9235　売れるネット、7095　マクビー、5574　Ａｂｅｊａ、9227　マイクロ波化学、4475　Ｈｅｎｎｇｅ、3776　ＢＢＴ、5950　パワファスなどに短期資金が流入。

東証スタンダード指数のテクニカルは日経同様に反騰トレンド色を強める形状。東証グロース指数も5日・10日線のゴールデンクロスが目先高期待を高める格好。4月後半以降のレンジ上限の上値抵抗感に注目。

【ウォッチ＆Ｓラボ銘柄】

△▼　6703　沖電気

24年3月期純利益は従来予想の120億円から256億円への上振れ着地。6050　イー・ガーディアン、6277　ホソカワミクロン、1967　ヤマト、9438　エムティーアイ、2122　インタースペースなどとともに割り切り対象でケア。

☆　3100番台スポット銘柄

会員サークルでは、円安メリット、4月の好決算＋アルファに触れながら、4/23からエントリー。先週水曜2,680円で買い増し → 本日2,900円付近まで上昇過程で一部利確…と展開中。明日も2,7●0円付近までの押し目買い直し狙いを本線に、続伸時は売りすぎ注意スタンスで対応する予定です。

■　後記：今晩のＮＹ市場は、直近の急ピッチの「米金利安・株高」の反動による様子見色の強い流れが本線。想定レンジは38,700－39,000ドル。前日終値38,852ドル。日本時間今夜11時のアップルのイベント、ＮＹ引け後はＷディズニーの決算を軽めに注目。

明日の日本市場は、38,000円台半ばではテクニカルと市場マインドの良化が下支えとなる一方、（可能性が極めて低い）イスラエルによるハマスとの停戦合意期待をも先物での買い仕掛けの建て前とした本日の反動から、38,900円台では上値の重い展開が予想されます。ザラ場中のトヨタ（7203）の決算なりのブレも念頭に。

～（略）～

「高値掴みで困っていたけど、直近でようやく反転ムードが整ってきた。ただし、決算は来週前半。。。」のような取捨に悩ましい銘柄を複数お持ちの方もいらっしゃるかと思います。

損切りを軽々しくご提案する意図はありませんが、決算が弱材料視された場合の更なる損失拡大と資金効率悪化の防止のみならず、買い材料視された場合の（弱テクニカル銘柄の）戻り売りバイアス ≒ 売買難易度の高さを踏まえれば、「機械的に5割程度まで売却」がおススメです。

　　　　（会員サークルより　>>Ｓラボ参加案内）

では　本日もお疲れさまでした。

☆3100番台はこちらで公開中！☆
　　　
　　